玉城デニー沖縄県知事は10日、新型コロナウイルスの感染者数が正月休み明けから2桁台で高止まりしていることを受け「首都圏のような緊急事態にならないために、人混みへの外出を控えるなど感染防止対策にぜひともご協力をお願いする」と、連休中の行動抑制を呼びかけるメッセージを出した。
新型コロナの感染状況について「沖縄でも正月休み明けから再び増加し、ここ数日は60~80人の新規感染者が出ている。帰省など県外との往来や飲み会で感染し、知らず知らずのうちに家族にうつしてしまうパターンが目立つ」と分析している。
中でも「外出を控えている主婦や高齢者が、持ち込まれたウイルスに感染する事例も増えている」と家庭内感染への注意も呼びかけた。
その上で「連休中の行動が1週間後の感染状況に直結する」と述べ、人混みへの外出自粛を求めた。