座喜味、下地氏が対決 宮古島市長選告示、16年ぶり一騎打ち


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 【宮古島】任期満了に伴う宮古島市長選が10日、告示され、届け出順に無所属新人で前県議の座喜味一幸氏(71)=社民、社大、共産、立民推薦=と無所属現職の下地敏彦氏(75)=自民、公明推薦=が立候補を届け出た。17日の投開票に向け一騎打ちによる選挙戦が始まった。一騎打ちは2005年の第1回市長選以来16年ぶり。10日に告示された市議補選と併せて、11日から期日前投票が始まる。 

第一声で支持を訴える(左から)座喜味一幸氏、下地敏彦氏=10日午前

 3期12年の現市政に対する評価に加えて新型コロナウイルス対策や経済振興策、陸自配備問題などが争点。座喜味、下地両氏はともに市平良の選挙事務所前で、それぞれ出発式・出陣式を開いた。

 新人の座喜味氏は「市民の力で市政を刷新し、市民の声が届く行政を実現させる」と訴えた。現職の下地氏は「市民生活を安定させ、明日への希望が持てる政治に取り組む」と訴えた。

 市議補選は欠員2に対し5人が立候補を届け出た。

 9日時点の選挙人名簿登録者数は4万4916人(男性2万2602人、女性2万2314人)。