飯塚さん、ジェラ-ニさんが全国へ こどもプログラミング大会 視覚障がい者向けソフト開発


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プログラミングを駆使し、ロボットやゲームなどが発表された「こどもITプログラミング大会」=10日、那覇市泉崎の琉球新報ホール

 小学生を対象に、プログラミングを用いた作品やアイデアを競うコンテスト「デジラボ×琉球新報 こどもIT・プログラミング大会」(プラズマ、琉球新報社主催)が10日、那覇市泉崎の琉球新報ホールで開かれた。「もっと好きになる わたしたちのまち」をテーマに小学生9組14人が参加した。

 発表会は無観客オンライン配信で開催された。登壇者はそれぞれ独自の発想で作ったゲームやアプリ、ロボットなどを、撮影・編集した動画を用いてプレゼンテーションした。

 グランプリに選ばれたのは飯塚聡さん(12)=玉城小6年=とマギー・ジェラーニ・レンさん(12)=レスターミドルスクール6年=のチーム。釣り銭受け渡しなどで役立ててもらおうと視覚障がい者向けにカメラでお金を読み取り音声で読み上げるソフトを開発した。

 飯塚さんとジェラーニさんは、3月21日に東京都で行われる「全国選抜小学生プログラミング大会」に沖縄地区代表として出場する。