浦添市長選 県政与党すべて伊礼氏支援へ 立民県連が「態度保留」から支援決定


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伊礼 悠記氏

 立憲民主党県連は11日、2月7日投開票の浦添市長選に向け無所属新人で浦添市議の伊礼悠記氏(38)の支援を決めた。立民県連はこれまで市長選への対応について、最大争点となる米軍那覇港湾施設(那覇軍港)浦添移設に対する方針が定まっていないとして態度を保留していたが、「市政刷新する必要がある」として伊礼氏支援を決めた。一方、軍港移設については協議を続ける方針。

 立民の支援決定により、社民党県連、共産党県委員会、社大党を含む県政与党を構成する4政党すべてが伊礼氏支援に回る格好となった。一方、現職で3選を目指す松本哲治氏(53)は自民党県連と公明党県本部の推薦を受けている。