トンネルにペンキ塗ったよ! 公園整備に保育園児も協力


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トンネルにペンキを塗る園児たち=12月23日、八重瀬町富盛の富盛児童公園

 【八重瀬】沖縄県八重瀬町富盛にある「結い保育園」の園児たちは12月23日、新しく整備された富盛児童公園の砂場をさらに明るくするため、トンネルにみんなでペインティングをした。区の草刈り作業の日に合わせて実施した。

 児童公園の砂場が雨などで固まった状態になっているのを大城次好富盛区長の呼び掛けで、少年野球チームの保護者15人が小型ユンボを使って掘り返し作業し、砂場が軟らかくなった。その上にヒューム管やタイヤを埋めて遊具を作った。

 公園を整備したことを結い保育園や近くの保育園に報告し、自由に使うように案内した。公園向かいの結い保育園は早速、ヒューム管のトンネルに明るい色のペンキを塗る作業を年長組に体験させた。年中組は古タイヤを飛び箱に見立てて遊んだ。

 糸満健次郎園長は「地域の皆さんに支えられ、園児たちがすくすく育つ環境が整ったことを大変うれしく思うと同時に、大城区長や区民の皆さんに感謝します」とお礼の言葉があった。
 (喜屋武幸弘通信員)