三浦カズ、20年ぶりに沖縄自主トレ「今も悔しさと情熱、まだまだ続けられる」


この記事を書いた人 Avatar photo 嶋野 雅明

 「キング・カズ」の愛称で親しまれるサッカー界のレジェンド、三浦知良選手(53)=横浜FC=が今月4~13日、沖縄市のタピック県総ひやごんスタジアムで自主トレーニングに励んだ。例年はグアムで実施していたが、プロ生活36年目の今季はコロナの影響で20年ぶりに沖縄でのトレーニングとなった。

 2月に54歳となる三浦選手は「沖縄にしては寒かったようだが、東京に比べたら非常にコンディションが良く収穫になった」と、クラブの和歌山キャンプを前に、順調な滑り出しをアピール。

 昨年、中山雅史さんのJ1最年長出場記録を塗り替えたばかりだが、「ただ記録更新というよりも、そこに至るプロセスが大事だと思っている」と語り、「試合に出られないときの悔しい気持ちがずーっとある。衰えない。あの悔しさと情熱があればまだまだ続けられる」と第一線で体を張り続ける秘訣を明かした。