軍港移設は再協議 浦添市長選、松本氏が政策発表


この記事を書いた人 Avatar photo 宮里 努
18の政策を発表する松本哲治氏=15日午後、浦添市伊祖の選挙事務所

 【浦添】2月7日投開票の浦添市長選で、3期目を目指し立候補を表明している現職の松本哲治氏(53)=無所属、自民、公明推薦=が15日、同市伊祖の選挙事務所で記者会見し、政策を発表した。米軍那覇港湾施設(那覇軍港)の浦添移設について玉城デニー知事、城間幹子那覇市長との3者合意をベースに「改めて県、那覇市と再協議する」と述べた。 

 玉城知事が3者合意後に軍港の先行返還を国に求めたことを理由に「知事の中で変化があり『浦添に移設せずにいこう』と言うなら容認する必要がなくなる。知事の意向を確認したい」と説明した。

 西海岸開発は「可能な限り埋め立て面積を小さくした上で、キャンプ・キンザー跡地との一体的な開発を目指す」と掲げた。

 市長選には市議で新人の伊礼悠記氏(38)=無所属=も出馬を表明している。