初の大学入学共通テスト、沖縄県内会場でも始まる コロナ下の入試シーズン本格スタート


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大学入学共通テストに臨む受験生ら=16日午前9時すぎ、西原町の琉球大学(喜瀨守昭撮影)

 センター試験の後継として初めての実施される大学入学共通テストが16日午前、全国一斉に始まった。沖縄県内は5543人が受験する。16日は地理歴史・公民、国語、外国語、17日は理科、数学が実施される。新型コロナウイルスによる学習遅れに配慮するため設定された第2日程は30、31日に実施する。

 新型コロナウイルスの感染が拡大しているため、各試験場では感染予防が徹底された。琉球大学の試験場では午前9時過ぎから試験の説明があり、試験監督は「発熱やせきのある人は手を上げてください」「試験中は常にマスクをつけてください」などと注意を促した。