神戸の子どもたちが沖縄文化に触れる 歌・三線楽しむ 久利会長が事業を報告


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「KOBE夢・未来号・沖縄」事業を報告するKOBE三宮・ひと街創り協議会の久利計一会長(中央)ら=15日、那覇市泉崎の琉球新報社

 神戸市内の児童養護施設の子どもたちが沖縄を訪問し、自然や歴史、文化を体験する事業「KOBE夢・未来号・沖縄」を実施しているKOBE三宮・ひと街創り協議会の久利計一会長らが15日、那覇市泉崎の琉球新報社に玻名城泰山社長らを訪ね、9日に実施した同事業について報告した。

 同事業は今回で13回目。例年は沖縄を訪問して歴史や文化を学ぶが、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、神戸市内で沖縄の文化などに触れた。約30人の子どもたちが参加した。

14回目以降の沖縄訪問を認める「未来号パスポート」(画像を一部加工しています)

 沖縄のバスガイドでつくる音楽グループ「うたばす」が、神戸空港で三線の演奏や歌を披露し、沖縄の雰囲気を楽しんだ。今回の参加者には14回目以降の沖縄訪問の参加を認めるパスポートを渡した。

 久利会長は「現地に行けなくても、できることがある。子どもたちには諦めない姿勢を学んでほしい」と話した。