沖縄で新たにコロナ89人感染 年代別で20代が最多 累計6400人【1月18日朝】


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新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 沖縄県は17日、10歳未満から90代の89人が新たに新型コロナウイルスに感染し、感染者の累計は6400人になったと発表した。同日に新型コロナ感染症対策本部会議を開き、県内の感染状況について確認した。県内の経済団体関係者や医療関係者らとの3者会議も実施し、意見を交わした。

 新規感染者のうち48人が既に感染が確認されている人との接触とみられ、家庭内24人、会食・飲食11人、友人・知人6人、施設内3人、職場2人、確認中が2人。残りの41人は調査中。

 年齢別では20代が30人と最も多く、若い世代に感染が広がっている。30代と40代は各11人、10代7人、10歳未満と50代、60代が各6人となっている。70代以上の高齢者は12人だった。

 地域別では糸満市が16人、那覇市が14人、うるま市が12人、南部保健所管内が11人、浦添市が9人、南城市と宮古島市が各6人、中部保健所管内が5人、沖縄市が4人、豊見城市が2人、宜野湾市と名護市、石垣市、千葉県が各1人。

 県の糸数公保健衛生統括監は「年末年始に感染した方の家族が2次感染する事例や、成人式の飲食で感染する人が出ている。糸満市でも飲食で感染するケースが増えている」と説明した。米軍関係の報告はなかった。