軍港は発展を阻害 浦添市長選 伊礼氏が政策発表


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政策を発表する伊礼悠記氏=19日午後、浦添市仲間の市社会福祉センター

 【浦添】2月7日投開票の浦添市長選に向けて立候補を表明している市議で新人の伊礼悠記氏(38)=無所属=は19日、同市社会福祉センターで記者会見し、政策を発表した。米軍那覇港湾施設(那覇軍港)の浦添移設について「基地は経済発展の最大の阻害要因だ」と述べ、改めて反対の立場を掲げた。

 軍港移設について「玉城デニー知事、城間幹子那覇市長に働き掛け、移設をストップさせる。(軍港反対の)市民の民意をしっかり主張する」と述べた。

 キャンプ・キンザー返還後の西海岸開発は「市民、地元業者の意見を聞きながら(跡地利用の)グランドデザインを進める。その先に西海岸の埋め立てが必要なのかどうかを考えていきたい」と話した。

 市長選には3期目を目指す現職の松本哲治氏(53)=無所属、自民、公明推薦=も出馬を表明している。