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プロ野球・Jリーグ沖縄キャンプ特集

無観客…厳戒の沖縄キャンプ プロ野球、Jリーグ緊急事態宣言受け決定 地元は「残念だがやむを得ない」

無観客の中で始まった北海道コンサドーレ札幌のキャンプ=18日、金武町陸上競技場

 沖縄県内で2月1日にキャンプインするプロ野球8球団は20日、玉城デニー県知事からの要請を受け、新型コロナウイルス感染拡大のため発出された県独自と政府の緊急事態宣言の双方が解除されるまで無観客で行うと発表した。宮崎県内でスタートする球団に続き、12球団全てが無観客でキャンプを迎えることが決まった。1月中旬から県内で始まっているサッカーキャンプについても県は無観客での実施を要請。リーグとクラブは既に自治体の意向に従うことを申し合わせている。現時点で予定されている21球団のキャンプ日程に変更はないが、期間中は一般非公開を決めた。

 Jリーグのサッカーキャンプは18日に金武町で始まった北海道コンサドーレ札幌を皮切りに、J1から10チーム、J2から9チーム、J3から1チーム、なでしこ1部から1チームの計21チームが県内での実施を予定している。日程の変更はないが、一般非公開とする。

 県は18日、沖縄サッカーキャンプ事務局(沖縄SV)を通して各球団に練習非公開を要請した。ただ、18日以前からほとんどの球団は非公開を決めており、調整していたガンバ大阪(2月1日~13日)や水戸ホーリーホック(1月29日~2月7日)なども20日までに公式ホームページで非公開を発表した。2月8日からの緊急事態宣言解除後は、球団と受け入れ自治体が調整して公開を判断する。ただ、すでにヴィッセル神戸(2月4~13日)や浦和レッズ(1月24日~2月9日)などは全日程で非公開を決定している。

 プロ野球の沖縄キャンプが当面の間、無観客となることに、キャンプを受け入れる各地の関係者からは「残念だが仕方ない」との声が上がった。緊急事態宣言解除後の観客受け入れも視野に、各団体は感染防止策の徹底など準備を進める。

 中日ドラゴンズ北谷協力会長の野国昌春北谷町長は「例年は子どもたちとの交流会なども開催していたが、今回はそういった企画も取りやめが決まっていた。コロナを抑えることが第一なので(無観客も)やむを得ない」と語った。

 キャンプ受け入れについて20日、沖縄市や施設関係者らと協議した広島東洋カープ沖縄協力会の宮里敏行会長は「キャンプインを歓迎し、楽しみながら選手を応援したいと思っていた。大変残念だ」と肩を落とした。

 名護市の北海道日本ハムファイターズ名護協力会事務局の具志堅功さんも「声援で気合が入るとの話が球団からもある。残念だが仕方ない」と語った。2月後半はオープン戦などを控える。「安全確保を優先し観客と選手は分離する。握手やサインは自粛となるが、理解いただきぜひ応援してほしい」と協力を求めた。


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