新型コロナウイルス感染拡大を受けた沖縄県独自の緊急事態宣言発令に伴い、飲食店とスナック、ライブハウスなどの遊興施設に対する営業時間短縮要請が、22日から県内全市町村に適用される。2月7日までの17日間、午後8時までに営業を終えるよう事業者に求める。酒類の提供は午後7時までの終了としている。
県は要請に応じた事業者に、店舗ごとに1日4万円の協力金を支給する。
ステーキハウス88グループは、県内18店舗のうち6店舗を休業、12店舗を午後8時までの営業とする。ステーキハウス88Jr.マックスバリュ安謝店の神村雄大店長は「午後7時半以降はテークアウトを勧めていく。時短の趣旨を丁寧に説明して理解してもらうしかない」と話した。
居酒屋などを展開する味自満チェーンは、全7店舗で臨時休業する。担当者は「時短営業を続けるよりも、経営的な負担が少ないという判断だ」と説明した。
海援隊沖縄グループは8店舗中6店舗を休業し、2店舗で時短営業をする。