琉球新報社 
芸能プロダクション「オリジン・コーポレーション」は所属芸人の首里のすけ（しんとすけ）が1日付で代表に就任したことをプロダクションの公式HPで報告した。首里のすけに今後の展望などオンラインで話を聞いた。（聞き手・田中芳）
Ｑ：前任の真栄平房修会長から、2代目代表を継いだ受け止めを聞かせてほしい。
「もともと（オリジンで）お笑いの取りまとめ役（座長）をしていたこともあり、（代表になり）自分で提案もできると考えたら面白いことだなと思うようになり引き受けることにした。プレーイングマネジャーとしての形では初めてだ。できることはたくさんあると思う」
Ｑ：コロナ禍の状況で、どのような活動をしたいか。
「芸人がオンラインで沖縄の地元を紹介する『オンライン観光』をやってみようと考えている。コロナ禍で沖縄になかなか来られない観光客に（動画で）地元を紹介し、沖縄にまた来たいと思ってもらい、芸人も好きになってもらえる形ができれば、付加価値も高まると思う」
Ｑ：今後の展望、抱負を
「お笑いや演劇の力を教育や社会に生かした、お笑いコンサル業という形を目指したい。さまざまな社会解決の手段としてお笑いや役者の力を使っていく取り組みをしていきたいと考える。構想の段階だが、オリジンの芸人が『SDGs』（持続可能な開発目標）を分かりやすく紹介するという役割ができたら、そういう活動も今後していきたいと考える」
