2期8年の実績を訴え 松本氏が総決起大会 浦添市長選


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浦添市長選に向けオンライン配信で支持を訴える松本哲治氏=21日夜、浦添市のアイム・ユニバースてだこホール

 2月7日投開票の浦添市長選に立候補を予定している無所属現職の松本哲治氏(53)=自民、公明推薦=のオンライン総決起大会が21日、浦添市のアイム・ユニバースてだこホールで開かれた。米軍那覇港湾施設(那覇軍港)の浦添移設について公約に掲げた移設反対や浦添案を撤回したことに対し「全力で取り組んだが実現させることができず、苦渋の決断をした。2期8年を走り抜いた私を評価していただきたい」と述べた。

 松本氏は、軍港移設反対や浦添案を撤回したことについて「多くの方は責任転嫁だと言うが、浦添市だけで決められない問題もある」と説明。「浦添の未来をどのように描くのか。予測ができない新しい時代を市民と一緒に考え、悩み、決定していく。それが必ず明るくて素晴らしい浦添をつくることになると確信している」と強調した。

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、初めてオンラインで開催した総決起大会は友人代表の與座修さん、山川瑠夏さん、長女松本あかりさん、次女さくらさん、長男清志郎さん、大城千栄美浦添市副市長が登壇し、支持を呼び掛けた。