濃厚でまろやか…「黒糖バター」いかが? JA八重山女性部が発売 消費拡大目指し開発


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新商品「黒糖バター」の購入を呼び掛けるJAおきなわ八重山支店女性部の開発チームメンバー=17日、石垣市のJAファーマーズマーケットやえやま「ゆらてぃく市場」

 【八重山】JAおきなわ八重山支店女性部が17日、小浜島産黒糖を使用した新商品「黒糖バター」を発売した。石垣市のJAファーマーズマーケットやえやま「ゆらてぃく市場」で同日、販売セレモニーが開かれ、開発チームがアピールした。

 黒糖の消費低迷を受けて、女性部は2019年末から黒糖を使用した商品開発をスタート。調味料としても活用できる商品としてバターが浮上し、開発チーム6人で製品化に向けて準備を進めてきた。

 類似の商品は本島にもあるが、黒糖を70%配合し、濃く仕上げたのが新商品の特徴だという。黒糖と混ぜ合わせるバターは国内産を使用し、味のアクセントとして石垣の塩を加えた。

黒糖バター

 金城美沙江部長(40)は「地産地消、地域貢献を考えて開発した。さわやかでまろやかな甘みがする商品なので、スイーツはもちろん、しょうが焼きなど肉や魚料理の調味料としても使ってほしい」とPRした。

 価格は500円(税込み)。ゆらてぃく市場で購入できる。