副操縦士が乗務中に景色撮影 スカイマークに厳重注意 国交省


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 スカイマークは22日、昨年12月21日に、同社の男性副操縦士(24)が乗務中にスマートフォンで操縦席から外の景色を撮影し、見張りの義務に違反したとして国土交通省航空局から厳重注意を受けたと発表した。同副操縦士と、同乗の男性機長(50)は今月6日から無期限で乗務を停止しており、21日付で同社の懲戒処分も受けた。

 同副操縦士が乗務していたフライトは、羽田発那覇着のSKY521便(乗客65人、乗員6人)。同社によると、同副操縦士は羽田空港を離陸後、自身のスマートフォンで操縦室前方の景色を撮影した。同行為は航空法第71条の2に定める操縦者の見張り義務に違反する。同副操縦士は写真撮影した翌日に自身のツイッターアカウントに投稿した。

 スカイマークは「厳重注意を重く受け止め、再発防止に向けて定めた措置を確実に実行し、信頼回復に努めていきたい」とコメントした。