観光振興の立案強化、沖縄総合事務局が推進室設置


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 沖縄総合事務局(吉住啓作局長)は19日、局内に「沖縄総合観光施策推進室」を設置した。市町村や観光協会、観光事業者などの観光振興に関連する要望を一元的に集約し、部局横断的に取り組むことで観光施策の企画や立案機能を強化する。

 推進室の室長は、米山茂運輸部長が兼任する。運輸部の職員を中心に、いずれも兼任で19人体制となる。

 内閣府が2021年度当初予算に新規で計上した「新たな沖縄観光サービス創出支援事業」の2億6千万円の執行を担う。今後、市町村の担当部署や各地の観光協会などに、観光振興に関する要望をヒアリングしていく。