早朝7時半に99デシベル「うるさい」 普天間周辺で外来機、離着陸繰り返す


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米軍普天間飛行場でタッチアンドゴーを繰り返す海軍のP8対潜哨戒機=26日午前8時13分、宜野湾市内

 【宜野湾】米軍普天間飛行場で26日早朝から、外来の海軍P8対潜哨戒機が約1時間半、タッチアンドゴーを繰り返した。最大99.2デシベルの騒音が発生し、宜野湾市民から「非常に迷惑だ」といった苦情が4件あった。また米軍消防は28日午後10時から普天間飛行場内で夜間の消火訓練を実施する。25日、市に報告していた。

 県によると、26日午前7時35分に飛行場南側の上大謝名公民館で99.2デシベル、午前8時58分に北側の野嵩一区公民館で88.2デシベルを記録した。

 市の基地被害110番には「落ちてくるような近い距離で飛んでいる」「うるさい」などの苦情があった。市は同日、沖縄防衛局と米軍に苦情内容を送り、市民生活への配慮を求めた。消火訓練についても市民生活へ影響がないよう申し入れた。