コロナワクチン、北部地区で接種チーム 各市町村の体育館で集団接種予定


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 【北部】北部地区医師会は27日、高齢者の新型コロナウイルス感染症ワクチン接種に向けた、北部12市町村との意見交換会を名護市の北部会館で開催した。医師1人と看護師2人を基本とするチームを医師会が派遣し、接種に当たることなどを説明した。

 高齢者をはじめとする住民へのワクチン接種は、3月下旬の開始に向けて準備を進めている。当面は集団接種が中心となる。住民は予約して接種を受ける。北部地区医師会が接種を担う医師を募ったところ、27日までに約30人の会員が手を挙げた。診療所やクリニックの休診日を活用する。1会場3チームを目安に予約数に応じて派遣する。会場は各市町村の体育施設などを想定。北部地区医師会の稲嶺盛嗣事務局長は「市町村間での日程調整が必要になるだろう」と話した。