ライオンズ平良投手に琉球新報特別賞を贈呈 「最優秀中継ぎ狙う」


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琉球新報特別賞の盾を受け取り、オンラインで今季の意気込みを語る西武の平良海馬投手=28日

 琉球新報社は28日、2020年のパ・リーグ新人王を沖縄県勢で初めて受賞した埼玉西武ライオンズの平良海馬投手(21)=石垣中-八重山商工高出=に、琉球新報特別賞を贈った。埼玉県所沢市の球団施設で賞状と、琉球ガラスで作られた記念の盾を受け取った平良投手はオンライン上で、「今年も新人王の名に恥じぬ活躍で、最優秀中継ぎ投手を狙い頑張りたい」と県民へメッセージを送った。

 昨シーズンは、セットアッパーとしてリーグ最多タイの54試合に登板する活躍を見せたほか、昨年7月の楽天戦では日本選手6人目となる球速160キロをマークする力強いピッチングでチームの勝利に貢献した。県民に勇気と誇りを与えたことなどを理由に、特別賞が贈られた。

 琉球新報社の玻名城泰山社長は「今年も多彩な変化球と自慢の剛腕で、さらなる活躍を期待している。リーグ優勝を目指し頑張ってほしい」とエールを送った。