琉銀の支援制度で司法試験に４人合格　琉大法科大学院修了生

　琉球銀行（川上康頭取）は２７日、司法試験の受験者を同行が支援する「リーガル・サポート制度」を利用し、２０２０年の司法試験に４人が合格したと発表した。
　リーガル・サポートは琉球大法科大学院の修了生を同行の嘱託職員として採用し、銀行実務を経験してもらう制度。同行は「今後も県内の法曹界を担う人材の輩出を積極的に支援したい」としている。
　合格した成田清子さんは「経済的な不安を抱えることなく受験勉強に専念することができ、銀行実務を身近で目にする貴重な経験もできた」と感謝した。同制度を利用したその他の合格者は次の通り。前津健治さん▽新垣結麻さん▽湧田広太郎さん。