県酒販組合が設立 理事長に中地金秀商事副会長 地域の組合を単一化


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沖縄国税事務所の飯守一文所長(右)から設立認可書を受け取る県小売酒販組合の中地健理事長=2020年12月18日、那覇市旭町(同所提供)

 県内の酒類小売業者らでつくる県小売酒販組合がこのほど、那覇市内に設立された。地域ごとにあった酒販組合を単一化した。理事長に中地健氏(金秀商事副会長)、副理事長に仲村兼作氏(リウボウストア専務)と今中泰洋氏(サンエー運輸社長)が就いた。

 717人の組合員(2020年12月時点)を有し、酒類販売管理研修などの開催が主な活動となる。同組合の設立に伴い、県内各地域にあった五つの小売酒販組合と県小売酒販組合連合会が解散となった。

 昨年12月18日に、沖縄国税事務所が県小売酒販組合の認可書を交付した。中地理事長は「組織の単一化で運営の合理化が図れる。今後も酒類の公正な取引環境の整備などに取り組んでいきたい」と抱負を述べた。