照屋氏が出馬表明 うるま市長選、発展へ市民と協働


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うるま市長選への出馬を表明する照屋寛之氏=29日、うるま市みどり町

 【うるま】4月25日投開票のうるま市長選に向け、沖縄国際大教授の照屋寛之氏(68)は29日、市みどり町で記者会見を開き、正式に出馬を表明した。照屋氏は「誰一人取り残さない市政の実現を目指す。うるま市の発展、市民の幸せづくりのため命を賭して頑張る覚悟だ」と決意を表した。

 市区選出の山内末子県議や照屋大河県議らも参加した。照屋寛之氏は「もっとできるよ うるま市は さぁみんなの力で!」をキャッチコピーとして掲げ、選挙戦に臨むとした。基本政策の概要も示し、新型コロナウイルスから市民の命と暮らしを守ることや、市民所得の向上、福祉の充実を図ることなどを挙げた。

 その上で「市民の力を信じ、市民の先頭に立ち、市民に学び、市民と歩み、市民と明るい未来をつくり、誇りの持てるうるま市づくりを約束する」と語った。

 玉城デニー知事から「市民が主役のうるま市を実現するため、市長選で必ず勝利をつかもう」とのメッセージも届いた。

 市長選では市議会与党の候補者として市議の中村正人氏(55)も出馬を表明している。

 照屋 寛之氏(てるや・ひろゆき)1952年10月生まれ。市前原出身。日本大大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。専門は行政学、政治学。