宮古島で陸自の看護班が支援開始 クラスター発生の高齢者施設


この記事を書いた人 Avatar photo 滝本 匠
高齢者福祉施設に入る陸上自衛隊第15旅団災害派遣部隊の隊員ら=31日午前7時23分、宮古島市

 県の要請を受けて、宮古島市に派遣された陸上自衛隊第15旅団災害派遣部隊(那覇)は31日午前、20人規模のクラスターが発生している市内高齢者福祉施設の医療支援を始めた。

 派遣部隊の看護官5人が利用者の血圧や体温などバイタルサイン測定や入浴などの介助、施設内の清掃、消毒作業に当たる。

 部隊の吉田茉以看護班長は、施設職員が体調不良の中で勤務を続けていると説明し「隊員から感染者を出さずに、利用者や職員の力になれるよう頑張りたい」と話した。