楽天、今年は金武町で始動 田中将大は中盤に合流 ドラフト4位・内間も1軍スタート


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リラックスした雰囲気でトレーニングする東北楽天の選手ら=1日午前10時半頃、 金武町ベースボールスタジアム

 東北楽天ゴールデンイーグルスは1日午前10時から金武町ベースボールスタジアムなどでキャンプをスタートさせた。政府と県が出す緊急事態宣言中は、無観客での実施となり、静かな幕開けとなった。

 球団創設の2005年から久米島で春季キャンプを行っていた楽天だが、ことしは新型コロナウイルスの感染リスクを考慮し、金武町で実施する。主力となる1軍選手がキャンプを行う同球場では、トレーニング開始前に石井一久新監督が「1年間みんな同じ目標を持って戦って行こう」と選手らを激励した。2年連続で主将を託された茂木栄五郎野手は「勝つという強い気持ちを持ち続け、今季も戦い抜く」と声を張り上げた。

 8年ぶりに楽天に復帰する田中将大投手はキャンプ中盤から合流する。

 昨年のドラフト会議で4位氏名を受け、ことし入団した、本部町出身の内間拓馬投手(宜野座高-亜細亜大)は、背番号40の真新しいユニホームに袖を通し、チームメートと笑顔で汗を流していた。