那覇空港のPCR検査、3日に開始 緊急事態対象地域からの来県者が対象


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 沖縄県の「那覇空港PCR検査プロジェクト(NAPP)」は、国や自治体独自の新型コロナウイルス感染症に関する緊急事態宣言対象地域から訪れる人(県民を含む)のうち、希望者に対し、PCR検査を空港内で実施するものだ。3日から始める。ネットでの事前予約制で、実施期間は3月末までをめどにしている。検査費用は、対象地域からの旅行者らは7千円、県内在住者は5千円。

 県は、宣言地域から来県する場合は、各自で事前にPCR検査を受けるよう呼び掛けているが、事情により出発地で検査を受けられなかった人を対象とする。

 1日当たりの検査人数は、当面は上限100人で、環境が整い次第、200人に拡充する。場所は国内線ビル内ミーティングルームで、各自で検体採取キットに唾液を採り、その場で提出する。検査結果は、基本的には翌日中に連絡する見込み。実施時間は午前9時から午後8時まで。

 検査機関は、沖縄民間ピーシーアール検査機構(OPPL)が担う。事業費は約7千万円で、県の既存予算で対応する。

 検査の予約は2日前からできる。予約フォームはhttps://reserva.be/newtesuto