日ハム上原、初日はブルペンで40球「気が引き締まる」


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キャッチボールで肩慣らしする日本ハムの上原健太=1日、名護市のタピックスタジアム名護サブグラウンド(ジャン松元撮影)

 日本ハムは午前9時45分からタピックスタジアム名護でキャンプを始動させた。アップでは「いっち、にー」という選手40人の威勢の良い声が球場に響いた。選手の表情は一様に明るく、観客のいない球場にも活気があった。

 上原健太(あげな中―広島・広陵高―明治大出)はチームメートと談笑するなど終始リラックスした様子だった。

 初日はコンディショニング調整に集中した後、自主練習でブルペンに入り、約40球を投げた。「シーズンがいよいよ近づいてきた。気が引き締まる」と奮い立っていた。

 日ハムは他球団に先駆けて1979年から名護市でキャンプを始めた。球場の改修に伴い2016年から米アリゾナ州に場所を移したが、改修を終えた昨年から再び沖縄に戻って来た。