トマトやダイコンなど18種! 今帰仁小の校庭に本格農園 6年生が寄付募り収穫で返礼


この記事を書いた人 Avatar photo 上里 あやめ
漢那悠介リーダー(後列中央)と農業体験グループメンバー=今帰仁村立今帰仁小学校

 【今帰仁】今帰仁村立今帰仁小学校6年生の農業体験グループ「ベジタブルガーデンはーたーけー」(漢那悠介リーダー)のメンバー11人が、校庭に作った本格的な農園が話題を呼んでいる。

 児童らは5年生の時に村内の農家から無農薬農法を学んだこともあり、昨年5月の連休明けに学校が再開した際、今帰仁村教育委員会の上間哲朗地域連携コーディネーターの指導で畑作りを開始した。児童らは雑草だらけの校庭23坪(約76平方メートル)を耕運機で耕し、トマトやダイコンなど18種類の野菜を育てている。

 また、ジャガイモの種イモ5キロを購入するため、6年生2クラスで学年クラウドファンディングのプレゼンテーションを実施し、2700円を集めた。寄付した児童には収穫後にイモを返礼する。

 初代リーダーの塩濱静菜さん(12)は「卒業までに全て収穫して畑をリセットしたい。後輩にも畑を引き継いでほしい」と笑顔で話した。 (喜納高宏通信員)