ナショナルペンジャパンがうるま市に拠点開設 日本向けの営業や顧客サポート 15日に業務開始


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サービス開始に向けて、顧客対応のトレーニングなどを続けるナショナルペンジャパン=3日、うるま市州崎の沖縄IT津梁パーク

 企業名などの入った筆記用具などの販促製品を製造・販売するナショナルペンジャパンが、1日に、うるま市州崎の沖縄IT津梁(しんりょう)パークに拠点を開設した。日本市場向けの営業や顧客サポートなどを担う。

 ナショナルペンは、ヨーロッパ本社のあるアイルランドで日本市場向けの営業などを行っていたが、日本市場での事業拡大に向けて沖縄に拠点を開設した。コロナ禍で渡航ができず、内見はリモートで実施した。マネージャーのローナン・カーさんは「とても新しくて清潔な施設で、周辺の環境も良い」と評価した。

 同社は、15日の業務開始に向けて、現在約30人のスタッフの研修を進めている。全員を正社員として採用する。今後もハローワークなどを通じて求人を続けていく考え。