同居家族とホテルで「巣ごもり」 1人数千円を県が補助 新たなコロナ経済対策


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 沖縄県は4日、新型コロナウイルス感染症の経済対策費総額206億2千万円を、2020年度2月補正予算と21年度当初予算に盛り込み、県議会に提案すると発表した。

 不要不急の外出自粛を求める中、同居家族が県内ホテルで「巣ごもり」して過ごす「家族でStay Hotel」事業を新たに打ち出し、1人当たり数千円の宿泊費を補助する考え。県観光政策課によると、同事業は専決処分で既に予算化されており、近日中に県民が利用できるようになる。

 商工労働部関係では、「学校給食等への県産品提供に対する支援」として1億2千万円を次年度当初予算案に計上する。菓子などの土産物品を学校給食で提供することにより、製造業者や生産者を支援する。

 新型コロナ対策緊急応援サイト「まいにちに。おきなわ」を介して、県産品を買った県外客に運送費を補助する「Eコマースによる県外向け県産品販売促進支援」事業は2月補正に1億円を計上する。