渡名喜村、来島自粛呼び掛け コロナ対策、旧正月や旧十六日祭控え


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渡名喜村役場(2003年撮影)

 【渡名喜】渡名喜村の桃原優村長は6日、旧正月や旧十六日祭(ジュールクニチ)を前に新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、来島自粛を呼び掛けた。

 桃原村長は、同村の人口に占める高齢者の割合が高いことを挙げて「医療体制が十分に整っていないため、島で感染が拡大した場合、村民の生命、健康、安全な日常生活が崩壊する恐れがある」としている。

 同村は昨年4月から来島自粛を要請しているが、今月末にかけて親族が集まる機会が増える恐れがあるため、改めて呼び掛け文を発表した。