コロナ変異株検査、沖縄でも始まる 空港PCRは5日間313人、陽性ゼロ


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 英国や南アフリカなどで確認されている変異した新型コロナウイルス(変異株)について、県内でもその有無を確認する検査が8日から始まっている。従来のPCR検査で陽性になった人のうち、渡航歴のある人などの検体を県衛生環境研究所で解析し、変異株かどうかを調べる。

 これまでは国立感染症研究所に検体を送って解析していたが、変異株を調べるための手順書や試薬が1月に配布され、全国各地の衛生研究所での対応が可能になった。

 一方、那覇空港では今月3日から、国や独自の緊急事態宣言が出ている地域から訪れた人や県民を対象にしたPCR検査が始まった。7日までの5日間で希望者313人が検査を受け、陽性はゼロだという。