SDGs具体目標作りへ来年度に部会設置 県推進本部会合


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 県全庁を挙げて持続可能な開発目標(SDGs)の取り組みを進める県SDGs推進本部(本部長・玉城デニー知事)の会合が8日、県庁で開かれた。1月に提出された万国津梁(しんりょう)会議の最終報告書を受け、2021年度は作業部会や専門部会、有識者らによる専門家会議を設置し、22年度からのアクションプラン(行動計画)の策定に取り組む。

 同日、最終報告書の提言を反映させた推進方針の改訂案を承認した。22年度から始まるアクションプランは、SDGsのゴールに対応した具体的な目標と達成度を測る指標を設定していく方針。多様性の尊重や医療福祉の充実、持続可能で責任ある観光の推進、基地から派生する諸問題の解決促進など、12の優先課題を推進方針に盛り込んだ。