沖縄のコロナ死亡率、70代以上が8割 陽性者数は20代が最多


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 沖縄県内の新型コロナウイルスの陽性者数と死者数を年代別にみると、年齢が公表されている30代以下の陽性者数は3585人に達し、全体の45%を占めたが、死者は1人もいなかった。逆に40代以上では年代が上がるごとに陽性者数が少なくなる一方、死者の割合は高くなった。年代と死亡率の上昇が比例することが浮き彫りになった。

 陽性者数は20代が1612人(20・2%)で最多、40代が1232人(15・5%)、30代が1148人(14・4%)、50代が1046人(13・1%)で千人を超えた。

 死者数は80代が30人(30%)で最多、90代以上が29人(29%)、70代が22人(22%)。70代以上で全体の8割を占めた。年齢非公表が9人いるため、実際は30代以下の死者がいる可能性もある。