沖縄で今年最小11人コロナ感染、1人死亡 教育機関でクラスター【2月14日朝まとめ】


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新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)

 沖縄県は13日、新型コロナウイルスの患者1人が亡くなり、新たに20代から80代までの11人が感染したと発表した。累計の死者数は100人、感染者数は7971人。感染者数は1日当たりとしては今年に入って最も少なかった。那覇市内の教育機関で学生5人の感染が確認され、県内121例目のクラスター(感染者集団)に認定された。

 亡くなったのは那覇市内の80代男性。2月3日に検査で陽性と判明し、10日に死亡が確認された。新規感染者の居住地別では那覇市5人、浦添市と豊見城市が各2人、沖縄市、糸満市が各1人。クラスターが発生した那覇市の教育機関では、20~30代の学生5人の感染が今月5~9日の間に確認された。

 2月に入り、感染者数は減少している。県独自の緊急事態宣言の解除に必要な目安となる警戒レベル6指標のうち、4つは解除条件を満たす第3段階(感染流行期)以下の水準となっている。

 米軍関係はキャンプ瑞慶覧(フォスター)で1人の感染が県に報告された。米軍関係者の累計は940人。