クラブや行事への取り組み、先生たちがネットで連携 国内外260人が月1回紹介


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沖縄での特別活動の取り組みなどを発表した那覇地区特別活動研究会のメンバーら=1月31日、浦添市内(同研究会提供)

 【浦添】学校行事や学級、児童会、クラブ活動などの「特別活動(特活)」に取り組む教諭らのネットワーク「特別活動 希望の会」は、昨年5月から毎月1回、オンラインミーティングを開催している。全国各地の小中学校の教諭らが開催地ごとに事例や取り組みを紹介している。10回目の1月31日は、沖縄が開催地となり、「特活の教育力の発信」をテーマに県内の4人が実践提案をした。

 オンラインミーティングには、大学教授や大学生、教育機関などの行政関係者も参加し、文科省教科調査官の総評を得るのが特徴。1月31日のオンラインミーティングには、エジプト、インドネシア、バンコクなど国内外の学校教諭ら約260人が参加した。

 浦添市立神森小の狩俣直美校長は、那覇地区特別活動研究会が40年以上続けている「那覇地区児童会役員交歓会」の取り組みを紹介した。また、浦添市立仲西小の石川博久校長は、今年の運動会について新型コロナウイルス感染拡大防止のため、低・中・高学年の3回に分散し、体育学習発表会として実施したことを報告した。
 (中川廣江通信員)