FC琉球×琉球新報社パートナー契約 28日開幕ホーム戦「J1狙う」とFC琉球の小川社長


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オフィシャルパートナー契約を結んだ小川淳史社長(左)と琉球新報社の玻名城泰山社長=15日、那覇市泉崎の琉球新報社

 サッカーJ2のFC琉球と琉球新報社は15日、オフィシャルパートナー契約に調印した。締結日は1月1日付。

 那覇市の琉球新報社での調印式でFC琉球を運営する琉球フットボールクラブの小川淳史社長は「(コロナ禍で)収容は5千人が上限となる。興行としては厳しいが、今シーズンも粛々と進めていきたい」と安全面に配慮し運営していく考えを示した。チームについては「成熟してきた。当然、J1を狙っていきたい」と目標を語った。

 28日に沖縄市のタピック県総ひやごんスタジアムでジュビロ磐田を相手に開幕戦を迎える。樋口靖洋監督が率いて3季目となる。昨季は前季より順位を落としたが、得失点差は大幅に改善し、勝ち点も1点上回る50の成績を残した。

 選手はほとんどが残留し、J1県勢最多の68得点の赤嶺真吾が加入した。小川社長は「昨季はなかなか大変な状況でも勝ち点を増やした。今季は期待できる。明るいニュースをできるだけ提供できるようにしたい」と躍進を誓った。