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県文化観光スポーツ部は16日、1月の入域観光客数が前年同月比80.2%(58万3800人)減の14万4千人だったと発表した。1月としては、減少数と減少率ともに過去最大だった。昨年末以来の「GoToトラベル」の一時停止と、国や県の緊急事態宣言発令で観光の落ち込みが続いている。
外国客は10カ月連続でゼロとなった。
1月の沖縄発着の航空路線は、当初の運航計画より30.7%(1241便)減となった。
2月も緊急事態宣言の継続やプロ野球の春季キャンプが無観客となったことが影響し、減便率は52.8%(1918便)とさらに拡大する見込み。国際線やクルーズ船の再開のめどは立っていない。
1月の観光客を方面別に見ると、主要マーケットの東京方面は前年同月比73.6%減の6万8400人だった。関西方面は同72.8%減の2万8500人、福岡方面は同68.8%減の2万2千人だった。
県は観光産業の支援策として、県独自の緊急事態宣言を解除した後に「おきなわ彩発見キャンペーン」の第3弾を実施し、県民の近場旅行の喚起を図る考え。