名護市と沖縄労働局、雇用対策で協定 保育士確保など連携


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雇用対策協定を締結した渡具知武豊名護市長(右)と福味恵沖縄労働局長=9日、名護市役所

 【名護】名護市と沖縄労働局は9日、雇用対策協定を締結した。保育士確保や生活困窮者の就労支援といった市の課題に連携して効果的に取り組む。沖縄労働局と県内自治体の雇用対策協定は県を含めて6例目。

 協定に基づく施策に(1)企業誘致(2)人材マッチング(3)保育士、若年者、生活困窮者の雇用促進―を挙げる。協定締結と同時に立ち上げた雇用対策協定運営協議会で、市の目標に向けて具体的な取り組みを進める。

 福味恵沖縄労働局長は「一体となって効果的な取り組みを進めたい」と話した。渡具知武豊市長は新型コロナウイルスによる経済打撃に触れ「1人でも多くの雇用を守るため連携していきたい」と述べた。