沖縄で「本麒麟」の販売が32%増 「家飲み」需要の高まりが影響


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 キリンビール(東京)は18日、2021年キリングループ沖縄エリアの事業方針をオンラインで発表した。

 昨年発売した「首里城復興」「奄美・沖縄世界自然遺産」の応援デザイン缶を共に継続して販売するほか、17年から県内で本格的に展開しているクラフトビールの取扱店舗数を、1・26倍の240店に引き上げる目標を示した。

 新型コロナウイルスの影響で「家飲み」需要が高まり、20年の県内販売実績は前年を上回った。ビールの「一番搾り(缶)」は9%増、発泡酒の「本麒麟」が32・4%増などだった。

 キリンビール沖縄支社長の波多野潤氏は「環境変化を機に一気に成長し、沖縄を元気にしていきたい」と述べた。