木登り大好き!マレーグマが仲間入り 沖縄こどもの国


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マレーグマの「マーズ」(沖縄こどもの国提供)

 【沖縄】沖縄市の動物園「沖縄こどもの国」(神里興弘園長)に、マレーグマの雄「マーズ」が仲間入りした。東南アジアに生息するクマで、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストで絶滅危惧種に指定されている。

 マレーグマはクマ科で最も小さい。爪が長く、木登りが得意。マーズは体重70キロで17歳(人間でいうと60~70代)。大阪市天王寺動物園から15日に来園した。所有する高知県立のいち動物公園からブリーディングローン(借用)している。沖縄こどもの国は将来的に雌のマレーグマも導入し、繁殖を目指す。

 沖縄こどもの国の担当者は「1週間程度は環境に慣れさせる必要がある。しばらく様子を見て公開時期を決めたい」と話している。