コロナ禍、地域の課題は? 自治会の悩みオンラインで共有 宜野湾・大山


この記事を書いた人 Avatar photo 上里 あやめ
ズームを使い、コロナ禍の影響で地域が抱える悩みやアイデアを話し合う参加者ら=14日、宜野湾市の大山公民館

 【宜野湾】新型コロナウイルス感染症の影響による困り事や今後の活動に役立つアイデアなどを話し合う「地域交流カフェwith大山区自治会と地域の皆さん」が14日、オンライン上で開催された。宜野湾市大山の区民や市内自治会、市外の社協から約20人が参加した。

 メイン会場の大山公民館から、ビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」を使い、参加者とつないだ。公民館は地域住民が集まる拠点として機能するが、県内でも新型コロナが感染拡大したことで行事の中止が相次ぎ、集まることができなくなった。

 どの自治会も同じような悩みを抱え、中にはミニデイサービスが停止したことで、高齢者の健康づくりができなくなるという事態が生じた。コロナ禍よる収入の減少で区費が払えなくなる世帯もあったという。公民館に集まれず「ストレスがたまった」「さみしい」との声が寄せられたことも紹介された。