新顔が貢献、随所で持ち味 FC琉球


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この記事を書いた人 Avatar photo 上里 あやめ
FC琉球-ジュビロ磐田 後半、シュートを狙うFC琉球の清水慎太郎(右)をアシストする赤嶺真吾(左)=28日、沖縄市のタピック県総ひやごんスタジアム(ジャン松元撮影)

 サッカー明治安田J2の第1節最終日は2月28日、各地で行われ、FC琉球は沖縄市のタピック県総ひやごんスタジアムでの今季開幕戦でジュビロ磐田と戦い、1―0で勝利した。

 新加入選手が続々と投入されてチームに貢献した。徳島から移籍したMF清武功暉が先発出場し、左サイドハーフで縦横に駆け回る。攻守で体を張ったプレーを見せた。後半26分にはMF清水慎太郎、同37分には沖縄の誇るストライカー赤嶺真吾が投入された。

 赤嶺は1トップで体格を生かしてつぶれ役となり、同じく岡山から移籍した清水の決定機にも一役買った。後半42分、中盤でボールを持った清水が持ち前のドリブルで駆け上がると、赤嶺がすかさずDFに体を入れて動きを止めた。清水はその横を抜けてGKとの1対1に。シュートは外したものの、決定的なシーンを演出した。