県内新たに7人感染 コロナ 那覇の集団感染15人に


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新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 県は1日、新型コロナウイルスに10歳未満から60代までの7人が新たに感染したと発表した。また、那覇市内の医療機関で確認された128例目のクラスター(感染者集団)に3人を追加し、計15人となった。県内の感染者は累計8200人。

 新規感染者7人のうち5人は接触感染と推定され、家族内3人、施設内1人、飲食関係1人だった。
 市町村別では那覇市が最多の4人、沖縄市が2人、糸満市が1人。10歳未満が1人、20~30代が4人、60代が2人だった。
 2月28日までの直近1週間の新規感染者は108人で人口10万人当たりは7・61人。1位の東京都も13・90人と20人を割り、全国的に減少しつつある。沖縄県は全国で5番目だった。
 一方で非コロナ病床の占有率は本島中部が97・3%、南部で92・3%と高く、医療機関は本島を中心に厳しい状態が続いている。
 米軍関係では2月28日にキャンプ・シュワブで1人、3月1日はキャンプ・ハンセンで2人の新規陽性者が確認された。累計951人。