沖縄コカ・コーラの社長に小山氏　常務に新井氏＜人事＞

　沖縄コカ・コーラボトリング（浦添市）は1日、取締役営業本部長の小山良彦氏（54）が代表取締役社長に昇任する役員人事を発表した。引き続き営業本部長を兼務する。取締役管理統括部長の新井英寿氏（54）が常務に昇任し、新設される管理本部の本部長に就く。常務執行役員総務統括部長の嘉陽功氏（54）を、新たな取締役に起用する。

　髙橋俊夫会長（74）は再任。城英俊社長（69）、城間康範取締役（55）は取締役を退任し、城氏は相談役、城間氏は顧問となる。

　経営陣の若返りにより、構造改革のスピードアップを図る。19日に開催される株主総会と取締役会を経て正式に決定する。

　小山氏は、子会社の琉仁カスタマーサービスとREXの社長にも就く。嘉陽氏はREXの常務、琉仁カスタマーサービスの非常勤取締役となり、新井氏は両社の非常勤取締役となる。

　4月1日付の機構改革で管理本部を新設し、営業本部との2本部体制とする。同日付で、執行役員営業副本部長兼ベンディング営業部長に鮎澤和夫氏（52）が、執行役員管理統括部長に田所聖司氏（52）がそれぞれ就任する。

　小山氏は1966年生まれ。85年、東京コカ・コーラボトリング入社。コカ・コーラボトラーズジャパン広域法人統括第一営業部長など歴任。2020年1月に沖縄コカ・コーラボトリング入社、同3月から現職。