ダイキンゴルフ関係者2人にコロナ陽性 大会は予定通り4日から有観客で


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ダイキンオーキッドレディーストーナメントに向けて会場内を除菌する作業員=3日、南城市の琉球GC(大会提供)

 ゴルフ国内女子ツアーの今年初戦、第34回ダイキンオーキッドレディーストーナメント(4~7日、琉球GC)の主催者は3日午前、新型コロナウイルス感染症のPCR検査で大会関係者2人の陽性を確認したと発表した。新型コロナの陽性者が出たことを受け、3日正午からオンラインで会見を開いた。選手や大会関係者に濃厚接触者はおらず、4日開幕の大会は予定通り有観客で実施すると発表した。

 大会の開催に向けて主催者は準備段階から、大会に携わる関係者全員にPCR検査の陰性証明を義務づけていた。

 陽性判定の1人は2月27日に陽性判定を受け、会場に来場していなかった。もう1人は、同27日に検査し、28日に再検査の判定を受けて3月2日夜に陽性が判明した。2月27日と3月2日にゴルフ場内の屋外施設の仮設工事に携わっていたが、保健所によると濃厚接触者はいなかったと話している。

 陽性者が出たことで3日に会場で予定していた練習ラウンドや選手会見は中止となった。3日中に会場内の除菌作業を完了し、予定通り4日から1日千人を上限として有観客での開幕準備を進めている。