芸能・文化

国指定重要文化財「新垣家住宅」の整備完了 5日から一般公開

5日から一般公開される新垣家住宅の「東ヌ窯」=3日、那覇市壺屋

 那覇市壺屋の国指定重要文化財「新垣家住宅」の一般公開に向けた整備が完了し、5日から公開される。2015年の修復後はイベントなどで単発の公開をしていたが、5日からは金、土、日曜日の午後1時~午後5時に観覧できる。公開するのは登り窯「東(あがり)ヌ窯」などで、所有者が居住する母屋などは公開しない。

 新垣家住宅は県内に唯一残された陶工の伝統的住宅。東ヌ窯は琉球王国時代に造られ、1974年まで使用された。2009年に東ヌ窯が老朽化や大雨で倒壊した。国、県、市が費用を負担し、母屋なども含めて15年まで修復した。その後、一般公開に向けて防災設備を設置し、離れを展示室に改装した。倒壊前は所有者が自主的に東ヌ窯を公開していたが、個人で公開や管理を担うのは難しいため、今年2月に那覇市が国から管理団体に認定された。

 市立壺屋焼物博物館の比嘉立広学芸員は「東ヌ窯は壺屋焼の象徴的な施設だ。地域の方に愛着を持ってもらい一緒に活用、継承していきたい」と話した。

 3月はプレオープン期間で、4月から可能な範囲で祝日も公開する予定。問い合わせは同博物館(電話)098(862)3761。



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