ダイキン女子ゴルフ2日目 宮里11位、決勝追い上げへ 川満29位「良い流れがつくれた」


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決勝追い上げへ 宮里11位
 

9番ホール バンカーからグリーンに寄せる宮里美香

 2位発進した宮里美香は前半からショット、パットがさえ渡った。ただ、後半は「ショットが不安定でアプローチも理想とする部分まで寄せられず、バーディーパットのチャンスをつくれなかった」と3ボギーをたたいた。パー4の最終9番は、2日連続のボギーとなり「グリーンの張りが変わっているからか読みが難しい。決勝はパーで切り抜けつなげる」と切り替える。

 通算5アンダーで首位とは5打差。決勝ラウンドでの追い上げを誓い「スコアも伸びているのでアグレッシブな気持ちでプレーしていく」。


2メートル沈める 川満29位
 

17番ホール セカンドショットを放つ川満陽香理

 アウトスタートの川満陽香理は1番からいきなりバーディー発進。12メートルのロングパットを沈め「良い流れがつくれて波に乗れた」と4バーディー2ボギーの2アンダーでまとめた。初日にパーパットがピンに当たってボギーとした反省から、この日は「ピンを狙いつつ、狙ってはいけない部分を避け丁寧にいけた」と納得できた。

 オフにはティーショットを磨き「バリエーションも増え、番手選びの幅も広がり気持ちの余裕も生まれてきた」と最終18番もバーディーで締め、決勝へ良い流れをつないだ。


 ゴルフの第34回ダイキンオーキッドレディーストーナメント第2日は5日、南城市の琉球ゴルフ倶楽部(6561ヤード、パー72)で行われ、ツアー未勝利の19歳、西郷真央と24歳で1勝の森田遥が通算10アンダー、134で首位に並んだ。県勢は初日2位だった新垣比菜は71で一つスコアを伸ばし、6アンダーの5位で県勢トップを維持し、宮里美香はイーブンパーで回り5アンダーの11位。上位陣は田辺ひかりが9アンダーで3位、菊地絵理香が7アンダーで4位。渋野日向子は初日の20位から67で通算6アンダーに伸ばし、新垣、上田桃子らと並ぶ5位に浮上した。前回大会優勝の比嘉真美子は71で通算3アンダーの18位。アマチュアトップの新城莉李亜は初日に続きイーブンパーでまとめ34位につけ、アマで1人だけ決勝に進んだ。山城奈々は21位、川満陽香理は29位、上原美希は45位で予選を通過した。(107選手=アマ4、観衆855人)