ダイキン女子ゴルフ最終日 新城59位、2度目のベストアマ 西郷ら同世代に刺激


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18番ホール アプローチショットを放つ新城莉李亜=7日、南城市の琉球ゴルフ倶楽部(又吉康秀撮影)

 新城莉李亜(ベルビーチ)は通算6オーバーの59位で終えた。2018年の31回大会以来2度目のベストアマ受賞にも、スコア、順位とも納得がいくものではなく「プロはどんな状況下でもスコアを伸ばす。10位以内を目指していたが、実力不足」と修正力、体力面を課題に挙げた。

 一方で手応えもあったようで「緊張する場面でもパターが以前より入るようになった」と難しいパットも決められるようになり、自信につながった。優勝争いを繰り広げた西郷真央ら同年代のプレーにも刺激を受けた。「早くプロ入りして戦いたい思いが強くなった」。5月のプロテスト合格を誓い、来年はプロとしてのダイキン参戦を目指す。


 ゴルフ国内女子ツアーの今年初戦、第34回ダイキンオーキッドレディーストーナメント最終日は7日、南城市の琉球ゴルフ倶楽部(6561ヤード、パー72)で行われ、22歳の小祝さくらが3位から5バーディー、1ボギーの68で回り通算14アンダー、274に伸ばして通算3勝目を挙げた。年をまたいで統合された今シーズンでは昨年9月以来の2勝目。賞金2160万円を獲得した。15位から二つスコアを伸ばした川満陽香理、9位スタートで72で回った新垣比菜が県勢トップの通算7アンダーで10位に入った。宮里美香は15位、2連覇に挑んだ比嘉真美子は20位、上原美希は40位、山城奈々は54位。新城莉李亜は59位でベストアマチュアの表彰を受けた。首位から71だった森田遥が1打差の2位。70で回った田辺ひかりが通算12アンダーで3位だった。(出場62選手=アマ1、観衆837人)